DEAD OR ALIVE、生きるか死ぬかの生存競争を勝ち抜いたのは、王者鹿島学園。

鹿島学園 1(1-0、0-0)0 水戸商

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長い戦いが続く選手権もいよいよ大詰めが近づいてきた。そんな大詰めにふさわしい大一番が準々決勝の舞台で行われた。王者鹿島学園と覇権奪回を目指す水戸商の注目の一戦。その熱い戦いは鹿島学園が虎の子の1点を守り抜き勝利を手にした。

ディフェンディングチャンピオン鹿島学園は3回戦で波崎に圧勝し準々決勝に進出。一方の水戸商は、水戸のライバル水戸桜ノ牧とのダービーを制しこの一戦を迎えた。だが双方とも満身創痍。鹿島学園は頼みの主将MF8梶野航平をケガで欠き、エースMF10橋口凛樹は長くケガで試合出場が叶わず3回戦でようやく復帰したばかり。足首のケガで途中出場が続いた水戸商主将DF4會澤海斗もなんとか先発に間に合った。

そんな複雑な事情を抱える双方だったが、試合はまず鹿島学園が先手を取る。FW24笹岡悠月(3年)をFWに据え、サイドに張るMF橋口らが厚みのある攻撃を司る。18分にはFKから橋口が水戸商ゴールを揺らす。残念ながらオフサイドとなったが鹿島学園は俄然盛り上がり、勢いに乗った。すると直後の21分、MF深貝陸(3年)の蹴ったCKに水戸商ゴール前に張った橋口の前に質の良いボールが舞い込み、ジャンプ一番ドンピシャで合わせたヘディングシュートが水戸商ゴールに吸い込まれた。

その後も畳み掛ける鹿島学園だったが追加点は奪えず後半へと折り返す。ハーフタイムで気合を注入した水戸商が後半、逆に鹿島学園を押し込んだ。その勢いに圧倒された鹿島学園は防戦一方となり徳俵にまで追い込まれるがなんとか凌ぎ切り試合終了。

鹿島学園がサバイバルゲームを辛くも勝利し、準決勝の行われるカシマスタジアムへと歩を進めた。敗戦を喫した水戸商も後半の反抗は見事だった。まさにあと一歩及ばず。またこの対戦を見てみたいと思わずにはいられない熱き戦いであった。