明秀日立が因縁の鹿島を完勝で下し、ファイナルの舞台へ。

明秀日立 2(1-0、1-0)0 鹿島

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今季、明秀日立と鹿島は公式戦で4度対戦。冬の新人戦決勝は明秀がCKから豪快なヘディングシュートで先制するも逆に鹿島がCKで同じようなヘディングシュートを決め返し、そのまま同点引き分け両校優勝。夏の総体では準々決勝で激突。前半0分の明秀DFのハンドで得たPKを鹿島が決め先制。後半には明秀がFKを直接決め同点。終了間際にはまたも明秀がハンドでPK献上、鹿島に逆転を許しそのまま鹿島の勝利。そのほかにもIFAリーグ1部で2度対戦し1勝1敗の五分の星となっている。

振り返るとまさに同じような展開の戦いを繰り広げてきた両チーム、今日の一戦も拮抗した戦いが予想されたが、蓋を開けてみると明秀がその実力差を見せつけ、3年連続の決勝進出を決めた。

試合は序盤で明秀が先制する。6分、明秀の左SH、MF18及川央泰(2年)のクロスをDF2深見凛(3年)がファーからフリーで飛び込み先制ゴール。先制点を得て余裕の生まれた明秀は、アグレッシブに鹿島を攻め立てセカンドボールを拾いまくりゲームを支配する。鹿島も明秀DFラインの裏にロングボールを蹴り込み、なんとか局面の打開を図るも明秀DFの落ち着いた守備に阻まれる。

後半に入っても試合の主導権を握り続ける明秀はFKからDF19高島修也(2年)がジャンプ一番、打点の高いヘディングシュートを決め追加点を奪う。2点のビハインドを負った鹿島はケガで出場を見合わせていた主力のMF7清瀬郁也(3年)、MF10久見僚(3年)を同時投入。しかし両名とも完全にケガが癒えた訳ではなく言わばスクランブル出場。至極当然、精彩を欠いて局面を打開するには至らなかった。

必死に反撃を試みる鹿島、それをいなし寄せ付けない明秀。そのまま時間だけが過ぎ去り、とうとうタイムアップ。明秀が鹿島との今季5戦目の対戦にして完勝というべき堂々の勝利を手にした。

悔しい敗戦を喫した鹿島だったが、この日の鹿島の先発メンバー11人はすべて中体連出身の選手。ベンチ入りメンバーを見てもクラブ出身選手はわずかに一人。雑草軍団鹿島はもちろん県立校でそのハンデは決して小さくないものであったが、それを感じさせない見事な戦いぶり。まさに県立校の星というべき躍進だった。

一方の明秀は圧巻の3年連続決勝進出。この実力は本物と言っていいだろう。水戸啓明との決勝は実力校同士の顔合わせ。見応えある試合となるのは間違いない。